お電話にてご相談頂き後日面談させて頂きました。

この方は約4年前にコロナウイルスのワクチンを集団接種会場にて接種。接種後、発熱、倦怠感等の副反応があり3日程続きました。その後は発熱は治まりましたが激しい倦怠感や息切れの症状が持続した為内科を受診。検査結果は特に異状はみられず原因不明との診断。以降も症状が持続し集中力の低下や手の振戦、記憶力の低下などあらゆる症状が出現し様々な科を受診するも原因が分かりませんでしたがワクチン接種から半年後にコロナワクチン後遺症と診断されました。ストロイドや漢方薬にて治療を行っていましたが症状は改善せず日常生活に大きな支障がある状態が続いていました。

ご本人様の状態からも障害等級に該当する可能性が高い事でお伝えし当事務所にて申請サポートさせて頂くく事となりました。

予防接種健康被害救済制度による予防接種被害者健康手帳の交付を受けていらっしゃいましたのでコロナワクチンが起因している事は明らかでしたが現在まで申請事例がなく症状が多岐に渡っていましたのでどの診断書を使用するか頭を悩ませました。幸いにも障害認定日時点の医師、現在通院中の医師ともに障害年金に理解を頂け的確な診断書を作成して頂く事が出来ました。

申請からひと月経過した頃に年金機構より医師への照会依頼があり対応致しました。照会より約２ヵ月後に障害厚生年金2級の通知が届いたとご連絡頂きました。遡っても認定され約300万円入金となりました。日中も横になっている時間が長く就労も不可能な状態でした。小さなお子様がお二人いらっしゃる為経済的不安が大きい状態でしたので受給決定がおりた時は奥様と泣いて喜んだと話されていました。

まだ全国的にも申請事例が少ない症例でしたので当方も非常に学びの多いケースとなりました。

当事務所では症例の少ないケースの障害年金申請も承っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。