うつ病で3年間遡って認定され約240万円受給出来た事例

お母様よりお電話にてお問合せ頂きました。

この方は高校生の頃に男女交際でトラブルとなって以降、気持ちの落ち込みや不安の症状を自覚するようになりました。希死念慮も強く市販の頭痛薬を過量摂取しまう等の行動があった為、家族と同伴で精神科を受診し、うつ病と診断されました。なんとか高校を卒業しましたが落ち込みや意欲低下の症状から安定して就労する事が非常に困難な状態が現在まで続いていました。お母さまも何とか就労して欲しいというお気持ちがあり障害年金の申請には躊躇していらっしゃいましたが、主治医からの勧めもあり障害年金の申請をしたいとのご意向でした。ご自身での申請が困難と判断され、当事務所にてサポートさせて頂く事となりました。

20歳時点まで遡っての申請をご希望でしたが症状に浮き沈みがあり症状が軽快すると自己判断で通院を中断してしまう傾向があった為、20歳前後3ヵ月以内に通院があった確認したとこ通院している事が確認できました。また当時は非常に精神状態が悪かったとの事だった為、20歳まで遡って申請する事で方針を立てました。かかりつけ医に20歳時点の状態、申請時点の状態で診断書作成を依頼させて頂きました。診断書作成の参考となるようご自宅での状況や20歳時点での生活状況を書面にまとめて情報提供させて頂き、ご本様の状態に則した診断書を作成した頂く事が出来ました。病歴就労状況等申立書は診断書との整合性を図りながら日常生活の困難さが伝わるよう作成致しました。

申請から約3カ月後、障害基礎年金2級の結果が届き、障害認定日まで3年間遡って認められ過去分として約240万円が一括入金となり、今後も年間約79万円を受給できる事となりました。

障害年金は過去に遡って受給できる場合があります。障害年金の申請をお考えの際は是非、一度専門家へご相談下さい。