感音性難聴で障害等級１級に認定された事例

ご家族よりお電話にてご相談頂きました。

この方は、出生後まもなく耳の聞こえの悪さを指摘されましたが、以降は日常生活には支障がない程度だった為、受診はしていませんでした。小学校に入ると低学年の頃までは授業も問題なく聞こえていましたが高学年になると聞こえが悪くなり授業の内容を聞き取れない事が多くなった為、耳鼻科を受診し両感音性難聴と診断されました。以降は定期的に通院しましたが症状に改善がなく10年程前より補聴器を使用するようになりました。その後も聴力の低下は徐々に進行し最近では補聴器を使用しても会話を聞き取れない事が多くなり、口の動きで言葉を推測しなければコミュニケーションが困難な状態となっておりました。

直近の聴力検査の結果を確認したところ、障害等級に該当する可能性が非常に高い聴力だった為、障害年金の申請をご提案させて頂きました。初診の時期も古くご自身での申請が困難と判断され当事務所にてサポートさせて頂く事となりました。

初診の時期が20年以上前だった為、カルテを破棄されている可能性が高い状態でしたが、幸いにもカルテが保存されており問題なく初診証明（受診状況等証明書）を取得する事が出来ました。

現在のかかりつけ医にも診断書作成に快諾頂けスムーズに申請する事が出来ました。

申請から約２月後、障害基礎年金1級が決定したとのご連絡を頂きました。

今回のケースでは医療機関の書類作成のスピードが非常に早く、サポートお引き受けから約１ヵ月で申請する事が出来ました。まだお子様も小さく将来の生活に非常に大きな不安を感じていらっしゃいましたが障害年金を受給できる事となり安心されたご様子でした。

手続きの際は是非一度、ご相談下さいませ。