うつ病で2年間遡って認定され約350万円受給出来た事例

お電話にてお問合せ頂き、後日自宅近くのカフェにて面談させて頂きました。

この方は4年程前、仕事で責任のあるポストについていた事もありプレッシャーや高いストレスを感じていました。次第に気持ちの落ち込みを自覚するようになり仕事でミスをする事が多くなり仕事を休む事が増えました。周囲の勧めもあり精神科を受診し、うつ病と診断。即日休職の指示があり休職し、その仕事を退職されました。

仕事を退職後も精神的な不安定が持続し、高額な買い物を衝動的にしてしまったり、食事を摂らない等日常生活に支障がある状態が長期間に渡り持続していました。

ヒアリングの結果、初診時点から現在まで症状に変化がなく障害認定日（初診から1年6カ月経過した日）時点で、すでに障害の状態に該当していたと判断し、障害認定日まで遡って請求する事としました。初診も5年以内だった為、スムーズに初診証明（受診状況等証明書）を取得する事が出来ました。障害認定日時点と現在通院中の病院が同じであり、当方が頻繁に連携している医療機関であった為、病院の相談員様（精神保健福祉士）と連携を図りながら障害認定日時点の診断書と現在の状態の診断書の作成依頼を行い、診断書を依頼の際に医師に現在の日常生活の状況を書面にしたものを情報提供し,ご本人の状態を的確に表す診断書を作成して頂く事が出来ました。

申請から約3カ月後、障害厚生年金2級の結果が届き、障害認定日まで２年間遡って認められ過去分として約350万円が一括入金となり、今後も年間約170万円を受給できる事となりました。

衝動買い等により金銭的に困っていらっしゃいましたので、年金が遡って受給出来たことにより経済的な不安が少し解消されたと話されておりました。

障害年金は過去に遡って受給できる場合があります。障害年金の申請をお考えの際は是非、一度専門家へご相談下さい。