脳腫瘍による肢体障害で年間約97万円受給できた事例

ご家族よりお電話にてお問合せ頂きました。

この方は17歳の時、自転車で通学中に急な眩暈がおこり転倒し救急搬送。検査の結果脳腫瘍がある事がわかりました。手術が非常に困難な場所であった事から摘出術は行わず放射線治療や抗がん剤治療となりました。高校は学校の協力もあり何とか卒業出来ましたが、脳腫瘍の後遺症による軽度の麻痺や記憶力の低下などにより長続きしない状況が続いていました。その後、２年程前より髄膜炎やミトコンドリア脳症なども併発し殆ど自分で身体を動かす事が出来ない状態が続くようになりました。

ご本人の状態から障害等級に該当する事は明らかだった為、当初、ご家族で申請をされる予定でしたが、書類の多さや手続きの複雑さから申請がなかなか進まない状態でした。医療機関へ障害年金申請のご相談をされたところ当事務所でのサポートをを勧められたとの事でしたので当事務所にてサポートさせて頂く事となりました。

初診日が30年以上前でしたが、最近まで初診の医療機関に通院されていましたので、受診状況等証明書（初診証明）も問題なく取得する事が出来ました。現在の主治医へ診断書作成依頼を行い、ご本人の状態にあった診断書を作成して頂きました。ご本人は言語障害や認知機能にも障害がありましたが、肢体障害の診断書だけでも十分に１級の障害の程度に該当すると判断し肢体障害にて申請しました。

申請から約2カ月後に障害基礎年金2級の結果届いたと、ご家族よりご連絡を頂きました。

現在ご本人は、施設入所となり月々の介護費用も高額になっていました。障害年金を介護費用に充てる事ができるようになり経済的な負担も軽くなったと大変喜んで頂きました。

障害年金の専門家にお任せ頂く事で、申請に対する精神的な負担を解消する事ができ、ご自身で申請されるより早く申請が行える可能性が高いです。申請をお考えの際は是非一度、ご相談下さいませ。