注意欠陥多動性障害で年間約78万円を受給できた事例

お電話にてお問合せ頂きました。

この方は出生時は特に発達の指摘はありませんでしたが、小学校の頃より、忘れ物が多かったり授業に集中できないなどにより教師から注意を受ける事が頻回にありました。他者とのコミュニケーションも苦手でクラスでも孤立している状況で高校を卒業後は一旦大学へ進学するも授業の内容が理解できず数カ月で中退。以降は就職するも仕事が覚えられなかったり不注意から会社の備品や機械を壊すなどにより、安定した就労が出来ない状況でした。当時勤めていた会社からも、病院受診を勧められ精神科を受診し注意欠陥多動性障害と診断されました。

現在は就労が出来ず無職の状態が長期間続いていました。日常生活の状況をヒアリングしたとこ多くの部分で家族の援助が必要な状態だった為、障害等級に該当する可能性があると判断し当事務所にてサポートさせて頂く事となりました。

初診日も5年以内だった為、問題なく初診証明（受診状況等証明書）を取得する事が出来ました。診断書作成依頼の際に幼少期から現在までの生活状況や就労状況を医師に情報提供し、的確な診断書を作成して頂きました。病歴就労状況等申立書にも日常生活の支障や家族のサポートの状況を詳細に記載し、申請致しました。

申請から約3カ月後、障害基礎年金2級が決定したとの連絡を頂きました。

長期間に渡り就労が出来ず無収入の状態が続き、ご本人、ご家族ともに将来に不安を感じていらっしゃいましたので障害年金を受給できる事となり大変喜んで頂きました。

申請を検討中のかたは是非一度、専門家へ相談される事をお勧め致します。

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