令和元年10月2日に鹿児島市勤労者交流センターにて個別無料相談会を開催致しました。当日は4組の方にお越し頂き、相談対応させて頂きました。

一人目の方は先天性の脊椎疾患の方でした。脊椎の疾患で歩きにくさや、排泄の困難さで日常生活に支障をお持ちでした。特に排泄面で非常にお困りで自己導尿や腸洗浄をしなければ自力で排泄できない状況との事でした。医療費の一部減免等の制度を利用しようとされた事もありましたが、いずれも該当せず、様々な制度の狭間にある状態でした。障害年金においても2級は難しい状態でしたが、様々な制度利用の可能性を追求していく事となりました。

二人目の方は以前、他の社労士に障害年金の相談をされ受給が難しいと判断された方でした。取得した診断書を持参されており、内容を確認させて頂いた所、私の見解としても残念ながら障害年金の状態に該当する内容ではないとお伝え致しました。ご本人も、もう一人くらい専門家の意見を聞いて判断したいと思っていらっしゃったようでしたので、今回相談して良かったと話されておりました。

三人目の方は、数年前に初診がありましたが、当時、年金保険料が未納の状態との事で、なんらかの方法で申請できなか？とのご相談でした。通院歴や職歴等をヒアリングし、社会的治癒などの可能性も検討致しましたが、難しく、申請は困難である事でお伝え致しました。

四人目の方は、精神疾患をお持ちの方で障害年金の申請をお考え中の方でしたが、障害年金を受給する事で、何か不利益になるような事はないか？とのご相談でした。現在、B型就労に通所されていらっしゃるとの事で一般就労は困難な状況が続いている状況との事でしたので、B型就労に通所し賃金を得ながら障害年金を受給する事も可能である事でお伝え致しました。

このように、相談会へは様々な目的で来所されます。相談会へ来所される事で、悩み事が解消されたり、将来に向けて希望が持てたり、申請に前向きになられる姿を見られる事は非常に嬉しいです。

今後も随時相談会を開催し相談者様の悩みに寄り添っていきたいと思います。