メールにてお問合せ頂きました。

この方は5年程前より両耳の聞こえにくさを自覚するようになり自宅近くの病院を受診され両感音性難聴と診断されました。その後、メニエル病も発症し、酷い眩暈になやまされ、薬を飲む事で眩暈は落ち着いていた時期もあり仕事をしていた時期もありましたが、ここ最近になり難聴が悪化し、それに伴い眩暈も酷くなり、少し体を起こすだけで回転性の眩暈がおこり自宅内の移動も介助がなければ困難な状態となりました。

聴力を確認したところ、障害等級に該当する可能性が高いと判断し、メニエル病も併発している事から、聴力障害、平衡機能障害にて申請可能と判断し、ご本人様にて手続きが出来る状況ではなかった為、当事務所にてサポートさせて頂く事となりました。

ご本人宅が遠方だった事や難聴の為、対面でのコミュニケーションが困難だった為、全てメールにてサポートさせて頂きました。

主治医にも診断書作成を快諾頂き聴力や眩暈の症状を的確に診断書に記載して頂く事が出来ました。病歴就労状況等申立書にも、現在の病状や日常生活の支障など詳細に記載し提出致しました。

申請から約2月後、障害基礎年金1級が決定したとのご連絡を頂きました。

ご自宅では酷い眩暈により家事もままならず、毎月の医療費も家計に負担がかかっている状態だった為、ご本人様は家族に申し訳ないという想いを持ち続けていらっしゃいました。障害年金を受給できるようになった事で、そのような苦しい想いが軽くなったと大変喜ばれました。

病気で働けなくなってしまった方の多くは、ご家族に対して罪悪感を感じている事が多いと感じます。障害年金では病気そのものを治す事はできませんが不安が解消出来たり、家族への罪悪感が軽くなったりする事で精神的に安定したり、気持ちが向きになるなどの効果があります。

障害年金は今後の生活を左右する大変重要な手続きとなります。手続きの際は是非一度、ご相談下さいませ。